日本高配当株を新NISAで始めた理由と失敗談|初心者パパの半年記録

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この記事を読むと、日本高配当株を始める前に知っておきたい「3つの準備条件」「やりがちな3つの失敗」「半年後のリアルな配当金額」がわかります。
ゼロ知識からスタートした私の体験をそのままお伝えするので、同じように迷っている方の判断材料になるはずです。

「株って難しそうだし、失敗したら怖い」
「インデックス投資はやってるけど、今の生活は何も変わらない…」

幼い娘2人を育てながら家計管理を続けてきた私が、2025年11月に日本高配当株投資をスタートしました。
きっかけは、祖父が残してくれた株でした。

2021年からつみたてNISAで投資信託の積立を始め、新NISAへ移行したあとも続けていましたが、個別株を自分で選んで買った経験はありませんでした。
「株=短期売買でリスクが高いもの」という先入観があり、FP3級(2024年5月合格)でお金の知識をつけたあとも、実際に株を買うのはとても怖かったです。

「投資は難しいもの」という思い込みが、一番の壁でした。

今では55銘柄に分散し、月平均1,547円の配当金(新NISA・非課税)が口座に入ってきます(2026年8月1日時点)。
この記事では、始めた理由・失敗・気づきを正直に書きます。

私が実際に使っているのは楽天証券の「かぶミニ®」(単元未満株=1株から少額で買える仕組み)です。
最初の30銘柄も1株ずつ少しずつ試せたので、まとまった資金がなくてもスタートできました。
今から口座だけ開いておくと、銘柄を調べながら動きやすいと思います。

目次

高配当株投資とは?最初に誤解していたこと

高配当株投資 よくある誤解と実際の比較図解

正直に言うと、私は最初「株式投資は株価を細かく見て、安いときに買って高いときに売る短期売買」だと思っていて、高配当株も同じようなものだと考えていました。
でも実際はまったく違います。

高配当株投資は、「利益を安定的に株主に還元してくれる会社の株を、割安なときに買い、ずっと持ち続ける」投資スタイルです。
「安く買って高く売る」のは投機(ギャンブルに近い行為)で、投資とは別物です。

①高配当株投資

企業が出す「配当金」を受け取り続けることが目的。原則は売らずに長期保有。投資した企業が成長するたびに、配当金が少しずつ増えていく。

②インデックス投資(つみたて投資枠)

日経平均やS&P500(アメリカの優良企業500社の詰め合わせパック)などの市場全体に投資し、資産を長期で最大化する方法。手間が少なく、初心者でも仕組みを理解しやすい方法です。

③短期売買(投機)

株の値動きの差で利益を取る方法。予測が難しく、リスクが高い。厳密には「投資」ではなく「投機」に近い行為。

高配当株投資は「金の卵を産むニワトリを育てる」イメージです。ニワトリを売ってしまったら、卵はもらえなくなります。

インデックス投資が「将来のために資産を最大化する方法」なら、高配当株投資は「今の生活を少しずつ豊かにしながら、将来も育てる方法」です。
私はこの2つをバランスよく使うようにしています。

新NISAのインデックス積立も並行して続けています。詳しくはこちらをどうぞ。

投資を始める前に整えた3つの条件

イラスト:投資を始める前に整えた3つの条件

高配当株投資を始める前に、私が意識して整えた土台があります。
いくら良い投資でも、土台がなければリスクが大きくなるためです。

①生活防衛資金を確保する

生活費の6ヶ月分を「投資に使わない現金」として確保してから投資を始める。これがあると、相場が下がっても焦らずに済む。

②毎月黒字の家計にする

毎月の収支がプラスになっている状態で投資をする。赤字家計のまま投資をすると、いつか投資資金を生活費に使うことになり、破綻する。

③ローンをなくす(またはない状態で始める)

投資のリターンは「不確実」だが、ローンの金利は「確実」にかかる。借金があるのに投資するのは、穴の空いたバケツに水を注ぐようなもの。

「投資を始める前に、まずこの3つを確認してください。これが揃ってから投資の話です。」

私の場合、家計管理を続けてきた結果、この3つが揃った状態で2025年11月にスタートできました。
生活防衛資金の作り方は別の記事で詳しく書いています。

土台が整ったら、次は証券口座を準備しましょう。
私は楽天証券を使っています。口座開設は無料で、かぶミニ®なら1株から購入できます。

元手をどこから作ったのかは、こちらに実額で書いています。
👉 固定費見直しで月7万円超えた実録

半年やってみた3つの失敗と気づき

イラスト:半年やってみた3つの失敗と気づき

以前の私がやってしまったこと(失敗)

祖父の株を「いつか戻る」と塩漬けにして、損失が約20万円まで膨らんだ

「今月中に全部買わなきゃ」と焦って、30銘柄を一気に寄付注文した

「買い逃したくない」と高いタイミングで飛びつき、高掴みした銘柄が出た

【失敗①】祖父の株を長年塩漬けにしていた

祖父が私のために残してくれた東京電力・中部電力の株、各100株。
2011年の東日本大震災・原発事故で東電株は急落し、配当金もゼロになりました。

「祖父が残してくれたものだから」「いつか戻るかもしれない」という気持ちから、損切りができませんでした。
証券会社も親が契約した野村証券で、「売り方すらわからない」という状態が何年も続きました。

「知識がないまま保有し続けることが、一番のリスクでした。東電の損失は約20万円にもなっていました。」

最終的に電話で楽天証券に移管し、株価が少し戻ったタイミングで2銘柄を売却。
手元に30万円が入ってきたとき、「この30万円で祖父の思いを家族への配当金に変えよう」と決意しました。

【失敗②③】焦りで全部一気に注文→高掴みへ

最初の30銘柄を買う際、楽天証券のかぶミニ®では銘柄によって「寄付注文(市場が開いた瞬間の価格で買う)」と「リアルタイム注文」に分かれています。
「今月中に全部揃えなきゃ」と焦って全銘柄を寄付注文したため、一部は少し高いタイミングで購入してしまいました。

半年経った今、実感していることがあります。
株価は一度上がっても、我慢して待っていれば下がってくることがある、ということです。
高配当株は急ぐ必要がありません。「じっくり、割安なときに拾う」ものです。
(あとから過去チャートを見れば何とでも言えますが…笑)

半年後の現在地|配当金は「使っていいもの」でした

2025年11月に30万円(祖父の株売却+楽天ポイント10万円分)でスタートし、
2026年8月1日現在では55銘柄に分散、毎月平均1,547円の配当金(新NISA・非課税)が口座に入ってきます。

年間配当金 18,559円(NISA非課税)/月平均 1,547円/配当利回り 4.09%(取得価格ベース)/評価損益 +30,943円 ※2026年8月1日時点

月別の配当金実績は、このあとの章でそのまま公開しています。
月1,547円は少なく見えるかもしれません。でもこれは「働かなくても自然と入ってくるお金」です。
しかも投資した企業が成長して増配すれば、毎年少しずつ膨らんでいきます。

パパ

月1,547円あれば、娘とランチに行けるな。来月もこの金額が自然と増えていくと思ったら、やっぱり投資って良いな、と実感しています😊

インデックス投資が「将来のために資産を積み上げる方法」なら、
高配当株投資は「今の生活を少しずつ豊かにしながら、将来も積み上げる方法」です。

配当金は使ってもいい。それが投資のモチベーションを高め、次の行動につながります。

半年間の配当金受取実績を公開

「実際のところ、どのくらいもらえているの?」という疑問に正直にお答えします。
2025年11月に始めて、2026年5月時点での受取・予測実績がこちらです。
その後も買い増しを続け、2026年8月1日時点では55銘柄・年間配当金18,559円(月平均1,547円)まで増えています。

📊 月別 配当金受取実績(税引前・概算)

配当金(税引前)
3月¥2,110
4月¥218
5月¥910
6月(予測)¥6,337
9月(予測)¥1,704
10月(予測)¥218
11月(予測)¥325
12月(予測)¥6,267
年間合計(予測)約¥18,089

※ この表は2026年5月時点の実績・予測です(年間合計はその時点の見込み)。7〜8月・1〜2月は配当なし。予測は楽天証券の配当スケジュールをもとにした概算。実際の金額とは異なる場合があります。

6月と12月に集中しているのは、3月・9月決算の日本株が多いためです。
「配当金が毎月均等にもらえるわけではない」という点は最初に知っておくといいと思います。

そして含み損益(保有株の評価額の変動)ですが、現時点でトータル約+2万円のプラスになっています。
もちろん毎日動きますし、プラスの銘柄もあればマイナスの銘柄もある。
でも、それがまさに分散投資の意味で、全部がプラスでなくてもトータルでプラスであればOKという考え方です。

最初の30万円で土台を作り、その後は楽天ポイント10万ポイントを使い半年間で月1〜2万円ずつ買い足してきました。
「一気に全力投入」ではなく、少額ずつ積み上げていくことで精神的なストレスも少なくなると実感しています。

始める前に知っておきたい高配当株のリスク

配当金が入ると、どうしても「毎月のおこづかいが増えた」ように感じます。ただし、高配当株にもリスクがあります。

⚠️ 配当は保証ではありません

  • 業績が悪くなると、配当が減ることがあります
  • 株価が下がると、元本割れすることがあります
  • 配当利回りが高いほど安全、とは限りません
  • 1社に偏ると、その会社の業績に家計が振り回されます
  • 新NISAでも、損失が出たときに税金面で取り戻せる仕組みはありません

本文で公開している配当金額も、あくまで私の現在地です。将来も同じ金額が続くとは限らないので、生活費の前提にはしていません。

銘柄を選ぶ前に見るようにしている5つ

私はまだ投資のプロではありません。だからこそ、難しい分析をする前に、最低限の確認項目を決めています。

✅ 銘柄を見る前のチェック

① 何をしている会社か説明できるか
事業内容がわからない会社は、下がったときに持ち続ける理由もわからなくなります。

② 配当だけで選んでいないか
利回りが高く見えても、株価下落や一時的な要因で高く見えている場合があります。

③ 1社に偏りすぎていないか
複数銘柄に分けることで、1社の失敗で家計が大きく揺れないようにします。

④ すぐに使うお金で買っていないか
教育費や車検など、近いうちに使うお金は投資に回しません。

⑤ 買った理由をメモできるか
理由を書けない銘柄は、雰囲気で買っている可能性があります。

買ったあとにやること

高配当株は、買った瞬間よりも、買った後の付き合い方が大事だと感じています。

📝 買った後の確認

  1. 配当金が入ったら、金額と入金日を記録する
  2. 株価が下がっても、すぐ売る前に買った理由を見直す
  3. 減配や無配のニュースがないか確認する
  4. 1つの業種に偏っていないか定期的に見る
  5. 配当金を使うのか、再投資するのかを決めておく

配当金は自由に使えるお金ですが、わが家では家計全体のバランスを見ながら扱っています。「入ったからすぐ使う」ではなく、今の家計にとって何が一番助かるかを考えるようにしています。

インデックス投資と高配当株の使い分け

私の中では、インデックス投資と高配当株は役割が違います。

📊 役割の違い

種類わが家での位置づけ注意点
インデックス投資将来の資産形成の中心途中で売らずに続ける仕組みが大事
高配当株今の生活に少し余裕を感じるための補助減配・元本割れ・銘柄の偏りに注意

これから始めるなら、いきなり大きな金額を入れるより、生活防衛資金を守ったうえで、少額から仕組みを理解する方が安心です。

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新NISAの積立設定は、新NISAオルカン積立を実践中でまとめています。

投資が怖かった頃の話は、投資が怖かった私が積立を続けられた理由に書いています。

暴落時の考え方は、暴落時に焦らないために決めていることも参考になります。

よくある質問(FAQ)

Q

新NISAで高配当株を買うときは「成長投資枠」を使えばいいですか?

A

はい。高配当株(個別株)は新NISAの「成長投資枠(年間240万円まで)」で購入できます。「つみたて投資枠」では個別株は購入できませんのでご注意ください。私も成長投資枠を使っています。

Q

高配当株は何銘柄から始めればいいですか?

A

1〜5銘柄からでも始められますが、分散投資の観点から最終的には30銘柄以上が理想とされています。私は最初の月に30銘柄を一気に揃えようとして焦りが失敗につながりました。今思えば5〜10銘柄からゆっくり始める方が丁寧に選べたと感じています。

Q

配当金は新NISA内でも非課税になりますか?

A

はい。新NISA内の株から受け取る配当金は非課税です。ただし楽天証券では「株式数比例配分方式」に設定する必要があります。この設定をしないと通常どおり約20%の税金が引かれてしまいますのでご注意ください。

Q

高配当株とインデックス投資、どちらを優先すればいいですか?

A

我が家の方針は、インデックス投資(つみたて投資枠)を自動積立で優先し、家計に余裕が出たら積立額を増やすことです。
高配当株(成長投資枠)は、余裕資金を用意しておいて、下落したときに購入を検討しています。
これは我が家の進め方であって、誰にとっても正解というものではありません。目的や家計の状況によって順番は変わります。

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投資まわりの記事は、新NISA・高配当株まとめから一覧で読めます。

まとめ

✅ まとめ

✅ 高配当株は「短期売買(投機)」ではなく、優良企業を長期保有して配当金をもらう投資

✅ 投資前に「生活防衛資金・黒字家計・ローンなし」の3つを整えることが大前提

✅ 最大の失敗は「焦って全部一気に買った」こと。高配当株は急がなくてOK

✅ 始めて9か月で55銘柄・月平均1,547円(NISA非課税)まで育った

✅ 配当金は「再投資」でも「今の幸せに使う」でも正解。どちらも立派な投資の果実の使い方

祖父が残してくれた30万円が、今では毎月自動的に配当金を産む「ニワトリ」に育ちました。
このニワトリは、投資した企業が成長するたびに、毎年少しずつ大きくなっていきます。

私と同じような境遇の方、まずは楽天証券の口座だけ開いておくことから始めてみてください。
口座開設は無料。かぶミニ®なら1株(数百円〜)から始められます。

📝 本記事はわが家の投資記録であり、特定の金融商品をすすめるものではありません。投資には元本割れ(投資額を下回ること)のリスクがあります。最終的な判断は、ご自身の家計状況やリスク許容度に合わせて行ってください。
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