この記事を読むと、自動車保険の一括見積もりを実際に試したとき「何が起きるか」が5分でわかります。
勧誘の実態・届いた社数・金額差まで、我が家の実体験を隠さず公開します。
こんにちは。3歳の娘を育てながら家計改善を続けているパパブロガーです(FP3級)。
我が家は車2台持ちの子育て世帯。自動車保険の一括見積もりを使って、2台合計で年間約8.5万円の保険料削減につながりました。
でも正直に言うと、試す前の私は何年も放置していました。
理由はただひとつ。「見積もりした瞬間、勧誘電話が鳴り止まなくなるんじゃないか」と思っていたからです。
同じ不安で足踏みしている方に、実際どうだったかをお伝えします。
自動車保険の一括見積もりはしつこい?実際に試した結果
先に結論です。
我が家の場合、勧誘の電話は1本も来ませんでした。連絡はメールのみです。

試す前の私は、こんな事態を想像して身構えていました。
実際に使ってみると、この3つはすべて杞憂でした。
私が使ったサービスでは連絡手段を選べる仕組みになっていて、メール連絡を希望すれば電話は来ませんでした。
届くのは各社からの見積もり案内メールで、不要になれば配信停止もできます。
パパあれだけ身構えていたのに、電話は一度も鳴りませんでした。正直、拍子抜けでした。
怖かったのは「知らなかったから」でした。
仕組みを知ってしまえば、一括見積もりは「保険料の相場を無料で確認できる道具」にすぎません。
※入力は20〜30分ほど・利用は無料です。見積もりを見て「今のままでいい」と判断するのも立派な結論です。
実際に何社から届いた?金額差の「意外な真実」
我が家は普通車と軽自動車の2台で試しました。
届いた見積もりは普通車が4社、軽自動車が5社。条件を1回入力するだけで、複数社の保険料が並んで比較できる状態になります。


ここで、試す前の想像と違ったことがもうひとつあります。
ネット型保険どうしの金額差は、我が家の場合、年間数千円程度だったんです。
「どの会社を選ぶかで何万円も変わる」と思っていたので、これは意外でした。
じゃあ我が家の年間約8.5万円の削減はどこから生まれたのか。答えはシンプルでした。
大きな差は「ネット型のA社かB社か」ではなく、「店舗型からネット型へ移る」その一歩にありました。
①ネット型どうしの差:年間数千円程度
我が家の条件では、どのネット型を選んでも大差はありませんでした。「会社選びで迷って動けない」のが一番もったいない状態です。
②店舗型→ネット型の差:我が家は2台で年間約8.5万円
代理店の人件費や店舗コストがかからないぶん、同じような補償でも保険料に差が出やすい構造です。ただし保険料は車種・年齢・等級・使用状況で変わるため、同じ結果になるとは限りません。だからこそ「自分の場合はいくらか」を見積もりで確認する価値があります。
数日比較した結果、わが家の条件に合っていた大手のネット型保険だったため、三井ダイレクトを選びました。保険料や補償条件は家庭ごとに異なるため、同じ会社が全員に合うとは限りません。
店舗型からネット型への切り替えで我が家が何を残し、何を削ったか(車両保険を外した判断も含めて)は、こちらの記事で詳しく書いています。
👉 自動車保険の見直し実録ブログ|2台で年間8.5万円下げた手順と体験談
一括見積もりにデメリットはある?実際に使って感じた4つ
電話が来なかったのは事実ですが、まったく手間がゼロというわけではありません。
使ってみて実際に感じたデメリットを、4つとも正直に書きます。
①メールが複数社から届く
我が家は普通車で4社、軽自動車で5社から届きました。合わせて9通ほどです。比較するために必要な材料なのですが、受信箱は一時的に賑やかになります。
不要になったものは配信停止できるので、見比べ終わったら整理すれば済みます。
②保険証券を用意する手間と、入力の20〜30分
手元に保険証券がないと始められません。車検証も見る場面があります。
入力そのものは20〜30分ほどですが、「書類を探す」ところで止まりがちです。私も証券を探すところがいちばん面倒でした。
③その場では安くならない(乗り換えは満期に合わせるのが基本)
見積もりはいつでも無料で取れますが、実際の乗り換えは満期日に合わせるのがスムーズです。
つまり見積もりを取った日から保険料が下がるわけではありません。満期の1〜2か月前に動く前提で、先に金額だけ把握しておく使い方になります。
④「どの会社を選ぶか」では、思ったほど変わらない
我が家の条件では、ネット型どうしの金額差は年間数千円程度でした。
大きく下がったのは「店舗型からネット型へ移った」ことによるもので、すでにネット型を使っている方は、下げ幅が小さい可能性があります。ここは期待しすぎないほうがいいと思います。
逆に、いちばん心配されがちな勧誘電話は、我が家では1本も来ませんでした。
つまりデメリットは「手間」と「期待しすぎないこと」に集約されます。金額が下がるかどうかは、今が店舗型かネット型かでほぼ決まります。
一括見積もりのやり方【準備するのは保険証券だけ】
やり方はシンプルで、我が家は慎重に調べながら入力して20〜30分ほどかかりました。入力中につまずいた項目はありませんでした。


①今の保険証券を手元に用意する
等級(保険料の割引段階)・補償内容・免責金額が書かれた書類です。紙の証券でも、保険会社のアプリ画面でもOK。これさえあれば入力で迷いません。
②車種・年式・等級・希望補償を入力する(20〜30分ほど)
証券を見ながら入力するだけです。このとき連絡手段はメール希望を選ぶのがポイント。走行距離や使用目的は正直に入れましょう。ここがズレると見積もりの意味がなくなります。
③届いた見積もりを比較して、乗り換えるか決める
メールで届いた各社の金額を、今の保険料と見比べるだけ。その場で契約する必要はありません。私も数日悩んでから決めました。
「比較する」と「契約する」は別の行動です。
まず比較だけ。この切り分けができると、勧誘への恐怖はほとんど消えます。
なお、固定費全体をどの順番で見直すべきかは、こちらのロードマップにまとめています。
👉 固定費見直しの順番|初心者がやるべきロードマップ
見積もりの前に知っておきたい言葉(ここだけ読めば入力で迷いません)
見積もりの画面には、ふだん使わない言葉が出てきます。意味がわかると入力が一気に楽になるので、必要なものだけ先に説明します。
等級(ノンフリート等級)=保険料の割引段階
1〜20の段階があり、数字が大きいほど割引が大きくなります。無事故で1年過ごすと1つ上がり、事故で保険金を使うと下がります。いちばん大事なのは、この等級は保険会社を乗り換えても引き継げるということ。「乗り換えたら等級がリセットされて高くなる」と思って動けない方が多いのですが、前の契約の満期日(または解約日)の翌日を1日目として7日以内に新しい契約を始めれば引き継げます(8日以上空くと原則6等級に戻ってしまいます)。※2026年7月27日に三井住友海上の公式解説で確認。
事故有係数適用期間=事故のあとに割引が下がっている期間
こちらも乗り換え先に引き継がれます。「事故の履歴だけ置いて乗り換える」ということはできない仕組みです。正直に入力すれば問題ありません。
ネット型(ダイレクト型)と店舗型(代理店型)
ネット型は自分で申し込む形、店舗型は代理店の担当者を通す形です。ネット型は人件費や店舗のコストがかからないぶん、同じような補償でも保険料が下がりやすい構造になっています。ただし対面で相談できないので、そこは好みが分かれます。
対人賠償・対物賠償=相手に対する補償
事故で相手にけがをさせた・物を壊したときの補償です。金額に上限を付けると足りなくなる可能性があるため、この2つは「無制限」にしておくのが基本です。我が家も無制限は維持しました。
車両保険=自分の車の修理代
自分の車を直すための補償で、保険料に占める割合が大きい部分です。「修理代を自分の貯金で出せるか」で付ける・付けないを判断します。外すと安くなりますが、当然そのぶんのリスクは自分で持つことになります。
免責金額=自己負担する額
車両保険を使うときに、自分が負担する金額のことです。「5万円」に設定すると、修理代のうち5万円は自分で払い、残りが保険から出ます。免責金額を大きくすると保険料は下がります。



等級って、乗り換えたらゼロからやり直しになると思ってた。



そこが一番の誤解だったよ。7日以内に切り替えれば、これまで無事故で積み上げた割引はそのまま持っていけるんだ。
正直な注意点|向かない人もいます
良いことばかり書くのはフェアではないので、実際に使って感じた注意点も正直に書きます。
①ネット型は「対面で相談できる安心感」はありません。
補償内容を自分で決めるのが不安な方、担当者に相談しながら決めたい方には、店舗型の価値もあります。
娘が生まれる前、車を購入したトヨタディーラー勤務の知人から、事故を起こして気持ちが動揺しているときでも、店舗型なら担当者が手続きを進めてくれて負担が少ないと説明を受けました。知人への信頼や付き合いもあり、他社と十分に比較せず契約しました。その安心感自体は本物です。ただ、「安心料」として年間いくら払っているのかを知らないまま払い続けるのは別の話だと、見積もりをして気づきました。
②乗り換えのタイミングは満期に合わせるのが基本です。
見積もり自体はいつでも無料でできますが、実際の乗り換えは満期日に合わせるのがスムーズです。まず見積もりで金額だけ把握しておき、満期の1〜2か月前に動くのが我が家のおすすめです。
③金額だけで選ぶと補償が薄くなることがあります。
安さだけを追って必要な補償まで削っては本末転倒です。対人・対物などの基本補償は維持したうえで、車両保険のように「自分の貯蓄でカバーできるか」で判断する部分を見極めるのが大切です。自動車保険の仕組みは日本損害保険協会の解説も参考になります。
見積もりのあと、乗り換えを決めたらやること(忘れると二重契約になります)
ここは意外と書かれていないのですが、手続きの順番を間違えると「保険が切れた期間」や「二重契約」ができてしまいます。我が家が実際にやった順番で書きます。
①新しい契約の開始日を「今の保険の満期日の翌日」にする
これが一番大事です。1日でも空くと無保険の日ができてしまい、8日以上空けば等級もリセットされます。申し込み画面の「保険開始日」を、今の保険証券の満期日の翌日に必ず合わせてください。
②今の保険の「自動更新」を止める連絡をする
多くの保険には自動継続の仕組みが付いています。新しい保険に入っただけでは、古い保険は勝手には止まりません。今の保険会社(または代理店)に「次回は更新しません」と連絡してください。ここを忘れると、同じ車に2つの保険料を払うことになります。
③満期を待たずに乗り換える場合は、解約と返金を確認する
途中解約でも、使っていない期間分は返ってくるのが一般的です。ただし計算方法(月割り・短期率など)は会社ごとに違い、満期まで待つより損をする場合もあります。急ぐ理由がなければ、満期の1〜2か月前に動くのがおすすめです。
④新しい保険証券が届いたら、車検証と見比べる
確認するのは、車台番号・使用目的(通勤/日常・レジャー)・年間走行距離・運転者の範囲(本人限定・家族限定など)・年齢条件です。ここが実態と違うと、事故のときに保険金が減額・不払いになることがあります。我が家は「妻も運転する」ことを入れ忘れないよう、ここだけは夫婦で読み合わせました。
⑤事故受付とロードサービスの連絡先を、スマホと車の両方に置く
ネット型は担当者に電話する形ではないので、事故受付の番号を自分で持っておく必要があります。スマホの連絡先に登録し、紙の控えをダッシュボードに入れておくと安心です。
⑥車両保険を外した場合は、修理代を現金で用意しておく
保険料が下がっても、修理代のリスクは残ります。我が家は「車両保険を外すかわりに、その分は貯金で持つ」と決めました。保険料を下げただけで終わらせないのがポイントです。
車そのものの支払いも家計の重荷になっている場合は、保険だけでなく「車の買い方」も見直す価値があります。我が家は残価設定ローン(残クレ)を途中で完済して、月々の支払いをゼロにしました。
👉 残クレのデメリット体験談|完済後にわかった3つの後悔
よくある質問(FAQ)
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まとめ|怖かったのは「知らなかったから」でした
やってみて、我が家はこう変わりました。
✅ 勧誘電話はゼロ(メールのみ)。恐れていた事態は起きなかった
✅ 普通車4社・軽5社の見積もりが、入力20〜30分ほどで手に入った
✅ ネット型どうしの差は数千円。大きいのは「店舗型から一歩出る」こと(我が家は2台で年約8.5万円)
何年も放置していた自分に言いたいのは、「比較するだけなら、失うものは何もなかったよ」ということです。
見積もりを見て「今のままでいい」と確認できれば、それも家計の安心につながります。
まずは無料で、我が家の保険料の「相場」を知るところから始めてみてください。
※本記事は2026年7月時点の実体験にもとづく参考情報です。保険料・見積もり社数は車種・年齢・等級・使用状況によって変わります。保険の最終的なご判断はご自身の責任でお願いします。
