こんな悩みを解決します
正直に書きます。
私は保険見直し本舗という相談窓口に妻と通って、結局そこでは契約しませんでした。
途中で通うのをやめた側の人間です。
ネットで探しても、出てくるのは「相談してよかった」という声ばかりでした。
契約しなかった人の話が、どこにも見当たらなかったのです。
だから書くことにしました。
2020年、結婚してすぐの私は保険の知識がゼロで、何もわからないまま妻と窓口に行きました。
この記事は、そのときの記録です。
相談だけで契約しなくてよい
相談だけで帰って大丈夫です。
私自身がそうしました。
2〜3回通って話を聞いて、その窓口では一つも契約していません。
正確に言うと、私にははっきり断る場面すらありませんでした。
別のきっかけで保険に入ることになり、通うのをやめただけです。
保険は月々の支払いが何十年も続く契約です。
その場の空気で決めるほうが、よほど危ないと私は思っています。
ママでも、あんなに時間かけてもらって何も契約しないの、悪くない?



そこで無理に決めるほうが危ないよ。何十年も払うんだから、納得できてないなら持ち帰ろう
無料で相談できる仕組み
相談が無料なのは、窓口が保険会社から手数料を受け取っているからです。
相談者からお金を取る代わりに、契約が成立したときに保険会社から報酬が入る仕組みになっています。
ここを知らないと「無料なんて怪しい」と身構えてしまいます。
私も最初はそうでした。
ただ、仕組みがわかっても相談者側が費用を負担しない事実は変わりません。
怖がる必要はなく、知ったうえで使えばいいだけの話でした。
保険の契約や見直しで困ったときの公的な相談先は、生命保険協会「生命保険のご相談」(公式)にまとまっています。
契約後の一般的な注意点は金融庁「保険を契約している方へ」(公式)で確認できます。
知識ゼロで妻と行った日
行ったのは2020年、結婚式が終わって夫婦の生活が始まったころでした。
きっかけは「守るべき家族がいるなら保険に入らなくては」という、ぼんやりした焦りです。
当時の私は保険の知識がまったくありませんでした。
公的な保障がどこまであるのかも知らず、必要な保障額を自分で計算することもできませんでした。
妻と2人で、デパートの中にある保険見直し本舗へ行きました。
最初から「今日は契約しない」と決めていたわけではありません。
ただ、何もわからないので聞きに行ってみよう、という感覚でした。



いま振り返ると、この「何もわからないまま行った」ことが、後で効いてきます。良い意味でも、悪い意味でも。
店舗を選んだ理由
相談の場所は店舗・自宅訪問・カフェから選べました。
私が選んだのは店舗です。
自宅に来てもらう形には抵抗がありました。
うまく説明できないのですが、家に上がってもらうこと自体が気になったのです。
カフェも候補から外しました。
落ち着いて話せる気がしなかったからです。
振り返ると、店舗を選んだのは自分に合っていたと思います。
買い物のついでに寄れる場所だったので、通うこと自体は苦になりませんでした。



家に来られるのはちょっとね。断りづらくなりそう



だよね。買い物のついでに寄れるほうが気楽でいいよ
通ってよかった4つのこと
契約はしませんでしたが、行ってよかったと今でも思っています。
保険見直し本舗へ通ってよかったと感じた理由は、4つありました。
①営業ではなく相談の感覚で話せた
知識がゼロの状態でも、質問しづらい空気はありませんでした。
売り込まれているというより、話を聞いてもらっている感覚に近かったです。
②いろいろな商品の説明を受けられた
何も知らなかったので、説明を受けること自体が勉強になりました。
言葉の意味から聞ける相手がいるだけで、理解の速さがまるで違いました。
③他社のことも遠慮なく聞けた
これは私にとって一番大きかった点です。
特定の保険会社の営業の方が相手だと、他の会社の商品について聞くのを私は遠慮してしまいます。
これは相手の問題ではなく、私の心理的な問題です。
ただ、保険見直し本舗のように複数の会社を扱っている窓口なら、そこを気にせず質問できました。
④契約後の連絡先が一本化される
複数の会社の商品を契約しても、保険金を受け取る場面では窓口に電話すればよい、と説明を受けました。
会社ごとに連絡先を管理しなくてよいのは、実務として助かる仕組みだと思います。
もう一つ、おまけの話も書いておきます。
私が行ったときは、相談のあとにお米をもらいました。
キャンペーンの有無や内容はそのときによって違うので、もらえるとは限りません。
断る場面は来なかった
相談へ行く前にいちばん不安だったのは、その場で契約を迫られたらどう断ろうということでした。
断る言葉を頭の中で用意してから行った記憶があります。
結果から言うと、その言葉を使う場面は最後まで来ませんでした。
用意していた断り文句は、まるごと無駄になりました。
むしろ私の場合は逆で、決められないまま回数だけが増えていきました。
迫られて困るのではなく、選べなくて止まる。
行く前に想像していた不安とは、まったく別の壁でした。



「断れなかったらどうしよう」と身構えて行きましたが、私が困ったのはそこではありませんでした。
決められなかった正直な理由
良かった点と同じくらい、うまくいかなかった点もありました。
商品が多いぶん、どれに入るか迷って、なかなか決まらなかったのです。
説明はどれも納得できるものでした。
ただ、比べる軸を自分が持っていなかったので、聞けば聞くほど選べなくなっていきました。
ただ、これは聞きたいことを決めずに行った私の準備不足でもあります。
「何のための保障か」だけ決めてから行けば、話はもっと早く進んだはずです。
結局そこで契約しなかった理由
迷っている最中、勤務先で投資セミナーが開かれることになりました。
講師を務めたのは外資系保険会社の担当者で、上司の知人でもある方です。
セミナーのあとに面談をして、私は保険に加入。
窓口へ通うのは、それきりになりました。
ここからが正直な話です。
このとき入った保険は、あとで失敗だったとわかりました。
保障は足りないのに、払込期間だけがやたら長い契約だったのです。
遺族年金の説明を一度も受けないまま、保険金額を決めていました。
そのことに気づいたのは、FP3級を取ったあとです。
比べる相手を持たないまま、目の前の一人の説明だけで決めてしまった。
それが原因でした。



皮肉な話ですが、複数社を比べられる場所から離れた直後に、比べずに決めて失敗しました。
このときの失敗と、そこからの乗り換えは別の記事に詳しく書いています。
👉 収入保障保険 乗り換え体験談|30代パパの失敗と改善記録
相談前に決めておくこと
同じ失敗をしないために、行く前に決めておくとよかったことを3つ書きます。
どれも、私ができていなかったことです。
何のための保障かを一つに絞る
「万一のときに家族の生活費を何年分残したいのか」だけでも決めておくと、話が進みます。
目的が決まっていないと、提案されたものを比べる基準がありません。
公的な保障を先に調べる
まず知っておきたいのが、国から支給される遺族年金という仕組みです。
会社員なら、万一のときに遺族へ年金が支払われる制度が用意されています。
ここを知らずに保険金額を決めると、必要以上の保障になる可能性があります。
足りない分だけを保険で埋める、という順番が大事でした。
私はここを飛ばしました。
お金の基礎知識は、FP3級の勉強でひととおり整理できます。
その日は契約しないと決めておく
最初から「今日は決めない」と決めておくと、相談に集中できます。
持ち帰って夫婦で話してから決めても、まったく問題はありません。
⚠️ この記事はわが家の相談体験をもとにした記録です。
必要な保障や保険料は、家族構成・年齢・収入・健康状態などによって変わります。
加入や見直しを判断するときは、ご自身の状況に合わせてご検討ください。
よくある質問(FAQ)
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まとめ:相談は情報を集める場
相談に行って一番変わったのは、保険料でも保障内容でもありませんでした。
「わからないまま決めるのが一番こわい」と気づけたことです。
皮肉なことに、その気づきを本当に理解したのは、比べずに決めて失敗したあとでした。
あのとき窓口で迷い続けていたほうが、まだよかったのかもしれません。
だから、相談は契約する場ではなく、判断材料を集める場だと考えています。
集めるだけ集めて、決めるのは家に帰ってからでいい。
そう思えるようになってから、保険の話が怖くなくなりました。
知識ゼロで行った日の私に一つだけ伝えられるなら、「何のための保障かだけ決めてから行け」と言います。
それだけで、あの2〜3回はもっと実りのある時間になっていたはずです。
