この記事を読むと、Wi-Fiルーターの買い替えタイミングと選び方が理解でき、セキュリティと通信速度を改善するための具体的な一歩が踏み出せます。
「ルーターって、壊れるまで替えなくていいんじゃない?」
以前の私も、まったく同じことを思っていました。一軒家に引っ越してから数年、Amazonで安く購入したバッファローのルーターをそのまま使い続けていました。夫婦2人で使うくらいだし、動画も普通に見れる。特に不満はなかったんです。
でも、お金のことをしっかり勉強するうちに、あることに気づきました。
「使えているうちが、一番危ない」ということに。
この記事では、実際に古いルーターから買い替えて速度・電波範囲・セキュリティがどう変わったかを、子育てパパの視点から正直にお伝えします。「うちのルーター、そろそろかも…」と感じている方にぜひ読んでいただきたい内容です。
難しい技術的な話は後半にまとめているので、まずは買い替えのサインだけを確認してみてください。
ルーターを買い替えるまで、正直「特別大きな家でもないし、使うのもほぼ夫婦だけだから、Amazonでレビューが良くて安ければ何でもいい」という感覚でいました。
でもお金と同じようにルーターも勉強してみると、セキュリティ面や通信速度が製品によって格段に違うことがわかりました。思い返せば、2階の端の部屋や1階のトイレに移動するだけでWi-Fiの電波が落ちていましたし、YouTubeが途中で止まることもありました。中継機を買って試したこともありましたが、改善されませんでした。
1万円前後の、自宅の使用環境に合ったルーターに買い替えてからは通信状況が大幅に改善。今は家中どこにいても電波に不満を感じることがなくなりました。
Wi-Fiルーターの基本知識|実は3つの機能が1台に入っている
「また止まった〜!」と泣きそうな顔で階段を降りてくる娘を見て、「さすがにそろそろ変えよう」と思いました。

「Wi-Fiルーター」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、仕組みを知ると選び方がぐっとわかりやすくなります。
FP3級(ファイナンシャルプランナー3級。
お金の基礎知識を問う国家資格)を取得してお金の勉強を続けている私ですが、実はルーターのことは「Wi-Fiが飛ぶ機械」くらいの認識しかありませんでした。
Wi-Fiルーターの3つの役割
私たちが「Wi-Fiルーター」と呼んでいる機器は、実は以下の3つの機能が1台にまとまっています。
①ルーター機能:インターネットから届くデータを、家の中のどのデバイス(スマホ・PC・タブレット)に届けるかを管理する「交通整理係」です。
②アクセスポイント機能:インターネットの信号を電波(Wi-Fi)に変換して家中に飛ばす機能です。これがあるから、ケーブルなしでネットに繋がります。
③ハブ機能:LANケーブルを差して有線でインターネットを分配する機能です。テレビやゲーム機を有線で繋ぐときに使います。
知っておきたい基本用語
Wi-Fi 6(最新世代のWi-Fi規格で、速度と安定性が大幅に向上)
Wi-Fi規格は数字が大きいほど新しく高速です。現在の主流は「Wi-Fi 6」で、速度だけでなく複数台の同時接続に強く、スマホのバッテリー消費を抑える効果もあります。
2.4GHzと5GHz(周波数帯)
ほとんどのルーターはこの2種類の電波を出しています。離れた部屋では2.4GHz、近くの部屋では5GHzを選ぶと通信が安定します。
| 2.4GHz | 5GHz | |
|---|---|---|
| 速度 | 遅め | 速い |
| 届く距離 | 遠くまで届く | 近距離向き |
| 障害物 | 壁を通りやすい | 壁に弱い |
| 注意点 | 電子レンジと干渉しやすい | 干渉しにくい |
IPv6(次世代の通信方式で、混雑しにくく速度が安定する)対応
IPv6は従来のIPv4より混雑しにくい新しい通信経路です。対応プロバイダーと対応ルーターがそろえば、ネット速度が劇的に改善することがあります。光回線(光ファイバーを使ったインターネット回線)を契約しているなら確認する価値があります。
Minato「Wi-Fiの電波が弱い」と感じているなら、まずルーターの購入年を調べてみてください。5年以上前なら買い替えを本気で検討するタイミングかもしれません。
Wi-Fiルーター買い替えのタイミング|「古い=危ない」が当てはまる3つのサイン


「まだ使えるから」は、実は危険なサインかもしれません。ルーターのセキュリティ問題は、被害が出てから気づいても手遅れのことがあります。家の鍵と同じで、壊れる前に替えるのが正解です。
サイン①:購入から5年以上経っている
ルーターの買い替え目安は5年が一般的です。5年を超えると、メーカーからのセキュリティパッチ(ウイルスや不正アクセスを防ぐための更新プログラム)の提供が終了している可能性があります。サポートが切れたルーターは、既知の脆弱性が放置されたままになります。
内部リンク:固定費見直しで月8万円節約した実録でも書いたように、毎月かかる固定費こそ「古いままでいいか」ではなく「今の状態で最善か」を問い直す習慣が大切です。
サイン②:初期設定のパスワードをそのまま使っている
買ったときのパスワード(ルーター本体のシールに書いてある)をそのまま使っていませんか?初期設定のままのルーターは、外部から設定を書き換えられるリスクがあります。
初期設定パスワードを変えないことの怖さ:初期パスワードはメーカーのサイトで公開されている場合があり、近隣の人に無断でWi-Fiを使われる可能性があります。さらに悪意ある人に接続されると、あなたの通信内容(ネットバンキングのIDなど)を盗み見られるリスクもあります。「うちは関係ない」と思っていても、古いルーターの初期パスワードは一般に知られた共通の文字列が多く、特に危険です。
管理者パスワードを突破されると、通信内容を傍受されたり、偽のフィッシングサイト(AmazonやクレジットカードのニセのWebサイト)に誘導されたりする危険があります。警察庁も注意喚起を出しているほど深刻な問題です(参考:警察庁「Wi-Fiルーターの不正利用に関する注意喚起」)。
買い替えた際は必ず以下を変更しましょう。
- Wi-FiのSSID(電波名)とパスワードを変更する
- ルーター管理画面のID・パスワードを変更する
- 暗号化方式をWPA2-AES以上(できればWPA3)に設定する
サイン③:離れた部屋でWi-Fiが不安定・遅い
一軒家の場合、ルーターから離れた部屋(2階の端など)で電波が届きにくいことがあります。古いルーターは電波出力が弱く、壁や床を越えるのに限界があります。我が家もこれが悩みの1つでした。特に2階の部屋でWi-Fiが途切れることがあり、じわじわストレスになっていました。
実際に買い替えてわかったこと|速度414Mbps・2階の端まで届くように


私が使っていたのは、Amazonで購入したバッファロー「WSR-1166DHPL2」でした。購入当時は「一軒家でWi-Fiを使うのに十分」と思って選んだモデルです。価格も安く、使いはじめはコスパが良いと感じていました。
でも、FP3級の勉強やお金の知識を深めていく中で考え方が変わりました。
「毎日使うものこそ、コスパで考える」
安い・使えることより、「安全に・快適に使えるか」の方が大切だと気づいたんです。セキュリティ面が不安なまま毎日インターネットを使い続けることの方が、長い目で見てリスクが高いと判断しました。
買い替え後の変化(実測値)
買い替えたのはバッファロー「WSR-3000AX4P-BK」(Wi-Fi 6対応)です。結果は一目瞭然でした。
| 買い替え前 | 買い替え後 | |
|---|---|---|
| ダウンロード速度 | ※測定値を追加 | 414.3Mbps |
| アップロード速度 | ※測定値を追加 | 143.8Mbps |
| 2階端の部屋の電波 | 不安定・途切れる | 安定して届く |
| セキュリティ規格 | ※確認値を追加 | WPA3対応 |
特に驚いたのは、2階の端の部屋まで安定して電波が届くようになったこと。リモートワーク中も動画視聴中も、接続が途切れることがなくなりました。「替えてよかった」と素直に思えた買い物でした。



自分の通信速度が気になる方は、fast.comで簡単に確認できます。特に夜21〜23時台の混雑している時間帯に測ると、実態がよくわかりますよ。
今から選ぶなら|予算別おすすめバッファロー3モデル
私が使っているWSR-3000AX4P-BKは現在も販売されていますが、2023年以降に新モデルが発売されています。今から選ぶなら、以下の3モデルから予算に合わせて選ぶのがおすすめです。いずれもバッファロー製で、チャットによるリアルタイムサポートが受けられるので、設定に不安な方にも安心です。
「どのモデルを選べばいい?」という方へ:1〜2人暮らし・2LDKまでならエントリーモデル(6,000円前後)で十分です。3〜4人家族・戸建て2階建てならミドルモデル(8,000〜12,000円)を選ぶと電波の届き方が変わります。テレワーク中心・動画配信ヘビーユーザーはハイスペックモデル(15,000円〜)を選ぶと後悔しません。迷ったら1つ上のグレードを選んでおくと長く使えます。
💰 ① コスパ重視:AirStation WSR-1500AX2L(約6,500円〜)
Wi-Fi 6対応・デュアルバンド。1〜2人世帯・2LDK程度の住宅に最適。「とにかく安く、セキュリティだけ改善したい」方向け。


バッファロー WiFi ルーター WSR-1500AX2L/N(Wi-Fi 6・AX1500)
★★★★☆ 4.0(1,654件)
5,880円(税込)※価格は変動します
Wi-Fi 6対応・デュアルバンド。1〜2人世帯・2LDK程度に最適。セキュリティだけ改善したいコスパ重視の方向け。
Amazonで価格を確認する⭐ ② バランス重視:AirStation WSR-3000AX4P/DBK(約8,200円〜)★おすすめ
Wi-Fi 6対応・4ストリーム・160MHz対応。一軒家・3〜4人世帯に最適。私が使っているモデルの後継機にあたるスペック。価格と性能のバランスが最もよく、迷ったらこれを選べば間違いありません。


バッファロー WiFi ルーター WSR-3000AX4P/DBK(Wi-Fi 6・AX3000)
★★★★☆ 4.2(268件)
8,980円(税込)※価格は変動します
Wi-Fi 6対応・4ストリーム・160MHz対応。一軒家・3〜4人世帯に最適。価格と性能のバランスが最もよく、迷ったらこれ。
Amazonで価格を確認する🚀 ③ ハイスペック重視:AirStation WSR-5400AX6P-BK(約15,500円〜)
Wi-Fi 6対応・最大5,400Mbps。4〜5人以上の大家族・大きな一軒家向け。ゲームや4K動画をよく使う方向け。


バッファロー AirStation WSR-5400AX6P-BK(Wi-Fi 6・AX5400)
★★★★☆ 4.1(177件)
14,769円(税込)※価格は変動します
Wi-Fi 6対応・最大5,400Mbps。4〜5人以上の大家族・大きな一軒家向け。ゲームや4K動画をよく使う方向け。
Amazonで価格を確認する今から買い替えを検討している方は、②WSR-3000AX4P/DBKから始めるのが私の判断です。私自身が近いスペックのモデルを使って通信速度・電波範囲・セキュリティのすべてが改善した経験から、自信を持っておすすめできます。
